睡眠時間を削れれば……もっと色々と出来るのに……
何度そう思ったでしょうか。
でも睡眠時間を削ると朝が辛い……
我々人類は寝ないと生きていけません。そんなことはみんな体感でご存知でしょう。
今回は実際に寝ないとどうなってしまうのか?
また日本人はどのくらい寝ているのか?
調べてみました。
断眠の研究結果
睡眠科学の分野で最も有名な記録は、サンディエゴの高校生ランディ・ガードナーが樹立した264時間(11日間)である。寿命が約2年のラットと単純に比較できないが、これも大記録である。これより長い断眠記録もあるようだが、ランディ青年の挑戦には睡眠研究で有名なスタンフォード大学のウィリアム・デメント教授が立ち会っており、信ぴょう性が高いとされている。
11日間にランディ青年の身に何が起こったのであろうか。最初の2日は眠気と倦怠(けんたい)感、4日目には自分が有名プロスポーツ選手であるという誇大妄想、6日目には幻覚、9日目には視力低下や被害妄想、最終日あたりには極度の記憶障害などが生じたが、身体面(首から下)には大きな問題が生じなかったという。
11日間の断眠を達成した後、ランディ青年は一体どうなってしまったのか。その後も幻覚に悩まされたのか? 記憶障害の後遺症が残ったのか? はたまた不眠症に陥ったのか?…いえいえ、彼は断眠終了後にたった(?)15時間ほど爆睡した後に自然に覚醒し、精神面でもなんら後遺症を残さなかったのである。
(https://style.nikkei.com/article/DGXMZO86765270U5A510C1000000?channel=DF260120166530)より
11日間も寝なかったんですね。信じられない……
でもその後長めに寝たら後遺症が残らなかったという点が面白いですね。本当に脳にダメージはなかったのでしょうか。
長期間起きていることはできるけれども、とてもまともな活動はできなくなる様ですね。
日本人の睡眠時間
NHKの平成28年の調査によると、日本人の平日の平均睡眠時間は7時間15分、休日は7時間42分でした。
大体僕もこのくらいの時間を寝ている気がします。皆さんはどうでしょうか?
男女年齢層別だと睡眠時間が短いのは平日の男性30から50代、女性40から50代。最も睡眠時間が短いのは女性50代で6時間31分とのこと。
50代の女性は家事や仕事のバランスを取るのが一番難しいのかなぁと想像します。年代的に旦那さんは家事の手伝いをしなそうだし、お子さんの年齢もそこそこでやる事が多そう……
7時間前後寝ていれば、平均的なのだとわかりました。
皆さんの睡眠時間はどうですか?
睡眠時間を短くするには
自分の睡眠時間を計算してみると、日本人の平均に近い方が大半だと思います。それでは、必ず7時間寝なくてはならないのでしょうか?
「もっと睡眠時間を短くしたい」
という方はたくさんいると思います。
睡眠時間を短くするには、睡眠の質を上げることが何よりも重要です。
では、どうすれば睡眠の質が上がるのか?
①体温をしっかり下げること
湯船に浸かってお風呂に入ることで一度体温を上げると、その後入眠に必要な体温低下が起こり質のいい睡眠につながります。
②寝る前にブルーライトを浴びないこと
これは有名ですね。テレビやパソコン、スマホの光は睡眠の邪魔をします。睡眠を促すメラトニンという物質の生成が抑制されるのです。
③睡眠前3時間に食事をしないこと
消化をするために内臓が動いてしまうと、深部体温を下げることができず質のいい入眠ができなくなってしまいます。
僕の経験だと、早めに夕飯を取り多少お腹が空いている方が次の日の朝すっきりと起きられるような気がします。
朝すっきり起きるために
朝すっきり起きるための方法を1つ考案しました。
ずばり、美味しい飲み物を枕の横に置いておくことです。
そして起きた瞬間に飲んでください。
内臓が動き出し、糖分と水分が補給されて脳みそが急に働き出しますよ!
騙されたと思って一度試してみてください。
ポイントはなるべく口に入れるまでの行動を簡単にしておくことです。ストローを指した状態で置いておくといいでしょう。
皆さんの朝が少しでも良いものになりますように願っています!
それでは、また。