休日、溜まっている仕事を片付けたり、書かなければいけない文章に手をつけたり、あれをやったり、これをやったり……
でも、気がついたらYOUTUBEを観ている。
そんなことありませんか?
僕はあります。
集中力ってなかなか長続きしない。
思い返してみると、小学校の授業ですら50分、あるいは大学生の時は90分間を最初から最後まで集中して聴けていたことがあったでしょうか?
僕はありませんでした。
15分とか20分経つと、ふと違うことを考えている自分がいる。自分の集中力は小学生以下なのかもしれない。そんなことも思いました。
集中力を上げる為にはどうすればいいのか?
今回は、そんなことを今まで考えていた僕が、集中できるための方法を色々と試してきたので、その方法をシェアしたいと思います。
そもそも人間の集中力はどのくらいが普通なのか?
人間の集中力ってどのくらいなのでしょうか?
小学校の授業は50分でしたね。ということは子ども集中力は50分持つのが普通で、これは科学的根拠に基づいて決められている……
なんてことは、実は無いそうです。
慣習的にこうなっているだけで、実際は人間の集中力の限界は子どもで30分、大人で40〜50分程度分なのだそう。
授業中に集中が切れて違うことを考えていた自分は普通だったのです。
人間の集中力は、散漫するように産まれた時からセッティングされています。それは、人間が狩猟採集していた時代は1つのことに物凄く集中できる人よりも、色んなことに気がついて意識を向けられた人の方が、生存に有利だったからなのかもしれません。
その後農業革命が起き、文明が進展をした結果、机に座って1つのことを集中するという、今まで求められなかった能力が人間に必要となりました。
しかし、そう簡単には人間の作りは変わりません。
椅子に座って勉強していても、ある程度の所で意識が別にいってしまうのは、脳みそがそういう仕様なんですね。
じゃあ、どうすればいいのか?
それではどうすれば、集中したいことに対してうまく集中を続けることができるのでしょうか?
僕が試行錯誤して辿り着いたのは、あえて長時間の集中をやめることです。
どういうことでしょうか?
とその前に、こんなことありませんか?
明日までに提出しなければいけない課題を前日に手を付け始めた……やばい……
そして深夜まで猛烈に取り組んで、なんとか次の日の提出に間に合わせる。
やれやれ、1日で終わったのだから次はもっと計画的にやろうと心に誓う。
ありますよね?
締め切りが迫ると猛烈な集中力が生まれる。誰しも経験したことがあると思います。
これを意図的に使うことができれば、仕事の効率は格段に上がるでしょう。
ではどうするか?
僕は文章を書く時(集中したい時)、ストップウォッチをかけるようにしています。それも長い時間ではなく、15分。
それは15分が僕が全力で集中できる時間だからです。
逆にあえて15分で切っているとも言えます。1時間も集中力は持ちませんが30分は持つかもしれません。しかし、30分全力を出してしまうとその後の回復に時間がかかってしまうのです。
そこであえて15分に区切ることで、その後5分休憩を挟みまた15分の集中をする、という20分ワンセットの時間を作っています。
これはまた、忙しい時ほど効果を発揮します。
休日だとどうしても怠けてしまうのですが、逆に仕事をしている平日だと、出勤で電車に乗っている時間や車で職場についてからの始業までの僅かな時間(それはちょうど15分くらい)に物凄く集中できるのです。
ちなみにストップウォッチ機能で地味に活躍しているのがアップルウォッチです笑
手首に常に付いているこれが、ワンタッチでタイマーをかけられるので便利です。一番使
っている機能かもしれません。持っていない人はスマホで代用できるでしょう。
この15分プラス5分サイクルを3回繰り返すと1時間。最初から最後まで1時間頑張ろうとした時よりも、作業の進み具合は格段にアップしていると思います。
興味がある方は、是非試してみてください。
この記事は2サイクル半で書きました。
それではまた。