PORTERのカバンがすごくいい!

ファッション




こんにちは、ユノキトモハルです。

先日、愛用していたタケオキクチのカバンが壊れました。最近物が壊れてばかりで困ります……

カバンの生命線であるチャックが取れてしまって、閉められないのです。

近くの修理屋さん2店舗で見積もってもらったところ、安いところで9,000円、高いところで12,000円もかかるとのこと。防水仕様だから修理費用が高いとのこと。

それだけかかるのであれば、思い切って買ってしまった方がいいと思い、カバン屋さんを物色。

そこで気に入ったデザインのものがありました。

値段を見ると「35,000円……」

これは高い。PORTERという、有名なブランド。百貨店とかでは定番で置いてあるでしょうか。

結局、買うか買わないか悩んだ末、購入しました。

買ってからは、「買ってよかった!」と心から思える満足感、と作りの良さ、そして何より会社のストーリーに惹かれて、僕は購入を決意したのでした。

PORTERを作っている吉田カバン

PORTERというブランドを作っている会社の名前は吉田カバンといいます。

日本の会社なんですね。

吉田吉蔵という人が29歳の時(1935年)に吉田鞄製作所という会社を立ち上げたのが始まりです。

この方は関東大震災を経験し、紐の両端に家財を結びつけて肩からかけることで、荷物を運び出した経験があります。この経験から「カバンとは第一に荷物を運ぶ道具でなければならない」といった信念を持っておられたようです。

その後、会社名を株式会社吉田に改組し、ヒット商品を生み出したり、婚約前の美智子皇妃に愛用されたりすることで、知名度を上げていきました。

そして1962年にPORTERという初の自社ブランドを立ち上げています。日本のバッグメーカーがプライベートブランドを持つのは、まだ珍しかったようです。

PORTERはもう50年以上の歴史を持つブランドだったんですね!

PORTERの拘り、これが僕が買った決め手です

吉田吉蔵さんは職人を大切にしました。そしてこのことが、PORTERを始めとして、吉田カバンのつくる製品のクオリティの高さに繋がっているのです。

僕がPORTERを買った決め手はこの部分!

「海外生産には手を出すな」。親父が遺言のように残した言葉です。安価な中国製が増えた当時、「ともかく吉田だけは国内での生産を続けてくれ」といっていたのは、日本の職人さんを守りたかったからです。

私が大学を卒業して吉田カバンに入社すると、親父は私に運転をさせて、週に3回は職人さんのところを回りました。特に仕事の話をするわけでなく、今までの経験やカバン作りの理念などを雑談するんです。そしてときどき、耳に入る作業の音から「今のカシメ(バッグなどに用いる留め金具)はきちんと打てていないはずだよ」などと注意していました。打ち損ねたことが音で分かるほどカバン作りに通じていた。そのことを職人さんが理解してくれたからこそ吉田カバンは続いてきました。

いつも職人さんには温かい気持ちを持っていました。当時の支払いは現金でしたが、夏には米を、冬には炭を必ず添えるんです。精をつけて暑い夏を乗り切ってほしい。寒さでかじかんだ手を暖めてほしい、と。そんな親父ですから、ファッション関係者に贈られるミモザ賞をいただいたときは受賞者欄に職人さんの名前を入れることにこだわりました。表彰楯には「吉田吉蔵氏並びに吉田カバンの職人衆殿」と記されています。

吉田カバン公式ホームページより(https://www.yoshidakaban.com/history/history_founder_1c.html

高度経済成長期にも、その後の不況の時にも、安易に海外生産に移行せず日本国内で製品づくりを続けているのです。このエピソードから、僕はこの会社を応援したいなと思いました。

このカバンを買いました

3ウェイで使えて、スーツにも合い、私服にも合い、カジュアル過ぎないこのデザインを僕は気に入りました。

チャックは目が細かく、壊れにくいとのこと。また、磁石になっていて、金具が無駄に動かない。細かいけど、ありがたい仕様……すごい。

リュックとして使う時には持ち手が邪魔にならないようにこうやってとめておけます。

高いものと、安いものの違いはこういった細部にあると思います。

大切に使いたいと思えるカバンです。買ってよかった!

PORTERのカバン、お勧めです!

同じものがアマゾンで見つからなかったですが、似たものはこんなやつです↓