こんにちは、ゆのきです。
アパートや住宅街に住んでいるバンドマン、ミュージシャンの悩みはズバリ騒音問題ですね。
僕もアコースティックギターを弾いたり歌をうたいますが、アパートに住んでいるので騒音には気をつけています。
僕は今『だんぼっち』という遮音道具を使って、その中でギターを弾いたり歌をうたったりしています。
だんぼっちを買ってから、苦情が来たことがありません(前はありました……)。
ちなみに僕が行っている改造とだんぼっち込みで、予算は13万円ほど。これを安いとみるか高いとみるかで評価が変わってくると思います。
今回はだんぼっちをレビューしていきます。
だんぼっちって何?
だんぼっちは軽量で強度に優れたペーパーハニカムダンボールという素材で作られた、簡易防音室です。
実際の映像で見た方がイメージしやすいでしょう。有名どころだと、ユーチューバーのはじめしゃちょーが一番大きいサイズをレビューしています。
ダンボールでできた部屋って面白いですよね!
防音性能はどうでしょうか?
無加工の普通サイズだんぼっちでオカリナを吹いて音量を比べている動画がありました。
どうですか?思っていたより、防音性能低かったでしょう……笑
僕も最初はそう思いました。
だんぼっちの防音性能を強化してみた
そこで、ネットで調べてどうすればいいか研究していたところkikuosoundさんのブログと出会い、真似をさせていただきました。(そのブログはこちらから!)
吸音材や遮音シートはkikuosoundさんのものと同じにしているので、この方のブログを参考にしてください。だいたい、だんぼっちプラス6万くらいかかりました。



僕のだんぼっちの完成形はこんな感じ。
余った鉛遮音シートは見栄えが悪いけれど、少しでも防音性能を上げるために外の2面にも貼っています。
中にはLED電球を明かりに使っています。普通の電球だと熱いです。
下にはマットをひいて、椅子はだんぼっちが配送時に入っていた入れ物のスペースを埋めるための廃材を重ねています。硬いダンボールなので普通に椅子になりますし、ちょうどいい高さでした。無料!!
だんぼっちの中ではマーチンのバックパッカーというギターを弾いています。(おすすめミニギターとして別の記事で紹介しています)
このサイズのギターなら、大人の男性が中で弾きながら歌うことができます。もちろん普通のサイズのギターでもギリギリ入りますが、全く動けません。
だんぼっち強化版、気になる防音効果は?
僕と同じ(というかkikuosoundさんと同じ)改造をして、YOUTUBEに防音性能比較をしてくれている人がいました。
どうですか?かなり防音されていますよね!!
僕はこのだんぼっちを使うようになってから、夜でもギターの練習ができるようになりました!!
だんぼっち最大の弱点
ズバリ「暑い!!!」です。
防音改造していることもあり、ほとんど外に空気が漏れないし、入ってくることもないので換気がうまくいきません。
そのため夏は10分で蒸し風呂になります。
冬でも20分くらい練習していると汗が出ます。
公式サイトでは、換気用のファンも売っているので必須です。(僕は予算の関係上買っていません。暑すぎ)
これを付けて、だんぼっちの部屋はクーラーをガンガンにつけるなどの工夫が必要でしょう。
だんぼっちまとめ
○だんぼっち単体ではそんなに防音性は高くない
○だんぼっちを究極に防音化すると、全部で13万円くらい
○防音化だんぼっちは結構防音してくれる。アパートでもギターの練習ができる。
といったところでしょうか。
一番安いベーシックのだんぼっちで紹介しましたが、もっと大きいサイズもあります。
値段は上がりますし、防音材の材料費も上がるので、大きい方が欲しい方は予算と相談が必要です。
防音室で悩んでいて、なるべく安く済ませたいなら選択肢に入れてみてください。
それでは、また次の記事で!